経営のどこかで1位を作り、お客を増やすという目的を達成するためには、経営の8大要因に対してはっきりとした目標を定め、具体的戦略を立て、それを実行する戦術プランを立て、実際に仕事を実行します。
この仕事の実行段階で必要なのがリーダーシップです。
戦略を考え、実行させるのは社長ですから、社長のリーダーシップが良ければ結果も良くなりますが、社長のリーダーシップに問題があれば、業績は悪くなります。
では、経営者はリーダーシップを高める努力をすればいいのですが、リーダーシップという言葉はよく聞くわりに、中身は抽象的でよくわからない!? というのが実情ではないでしょうか?
私のようにカリスマ性に乏しい人間は、「やる気」とか「熱意」を要求されてもちょっと困ります。むしろ、リーダーシップをできるだけ科学的に捉えたいと思います。
その参考となるのが竹田先生の教材「リーダーシップの戦略」で説明されている「PMリーダーシップ理論」です。
PMリーダーシップ理論とは、日本で最初のリーダーシップの研究として、九州大学の「集団力学」の責任者である三隅教授が8年の歳月をかけて企業の実態調査を行い、その成果として昭和32年に発表されました。
この8年間の調査の結果、リーダーの実力を決定する要因は、大きく分けて2つあることが発見されました。
第1の要因は、集団や組織の目標達成をめざす行動(P行動)
P行動のPとは、パフォーマンスのP、目標達成することを意味します。
第2の要因は、人間関係の維持・円滑化をめざす行動(M行動)
M行動のMとは、メンテナンスのM、組織集団を維持することを意味します。
つまり、リーダーシップの構造は「集団、組織に与えられた仕事上の目標を達成する」「集団・組織の人間関係を良くする」ということの二つによって構成されているのです。
これらは、よく考えれば当たり前のことですが、深いですね〜!
極めるのは至難の業のように感じます・・・・
このように、P行動とM行動の二つの要因の高低を組み合わせ、4通りの組み合わせができます。
@M能力が高く、P能力も高い AM能力が高く、P能力は低い
BM能力が低く、P能力は高い CM能力が低く、P能力も低い
このうち経営において最も業績をあげることができるタイプは
@ のM能力が高く、P能力も高い経営者です。(当たり前!)
従業員に気配りが行き届き、目標達成意欲も強い人です。
仕事のみならず、従業員の将来や、家庭生活についても感心を払い、温かみがあり、従業員から信頼されています。
一方で自分自身、時間戦略を実行し、戦略の研究に時間を使い、定期的にセミナーへ参加したり、ビジネス書を読むなど、経営戦略の学習にも熱心に取り組みます。
次に業績を上げるのが、目標達成能力は弱いが、従業員に対する気配りは強い経営者です。
ふとっ、私のことかな?と思いましたが、「従業員に対する気配り???違うやろ〜!」との声が聞こえてきそうです。
経営のやり方は普通で、意欲も特別強くありませんが、しかし、従業員に対する気配りは行き届き、よく関心を払い、人間的な温かみは強く、従業員との信頼関係は強いです。
そのため従業員は、お客に対して心配りができ、親切な対応ができ、お客が思っていること以上のサービスなども実行するので、お客の評判はよく、紹介で新しいお客が増えます。
さて、3つめに業績が良いタイプ以後はまた明日! |