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データの一部にならないために・・・

本日の新聞で、京都府の2006年倒産が過去最多であったと報じられていました。

東京商工リサーチの調べでは、倒産件数は前年比32.6%増の573件うち個人企業が過半数を占め、小規模零細業者が置かれた状況の厳しさが現れた結果となっているようです。

また、帝国データバンク調べでも、倒産件数前年比32.2%増の485件、うち個人企業が64.9%を占めているそうです。

3年連続で個人企業の倒産が過半数を占めているとのことです。

この、倒産件数の増加傾向は隣県の滋賀県でも同様のようです。

一方で、任天堂は過去最高の売上高となりそうであるという記事が載っていました。

この報道から、景気は回復基調にあるといわれてはいますが、好調の大企業と低迷している中小零細企業に、格差が生じていることが予想できます。

実は、不景気の時期よりも、景気回復局面で、企業間の力量差が生じ、弱者が淘汰されると聞いたことがありますが、今まさにそのような状況なのでしょうか?

以前、ランチェスター経営の竹田先生は、ご自身のご講演の中で、従業員5人までの企業で廃業が多いとご説明されていました。

その理由は、この規模の経営者は、主に戦術が仕事の中心となり、朝から、晩まで目の前の仕事をこなすことに追われてしまい、戦略を考えるゆとりを持てなくなっている。

そして、そのようなことを長い間繰り返し、気がつけば、時代に取り残されて、どうしようもなくなってしまい、廃業するしかない。

というような内容だったと思います。

仕事には戦略と戦術があります。

目に見える作業である「戦術」

私たちは子供のころからずっと戦術をしてきています。

一方、目には見えないが、経営者の頭の中にある戦略。

経営を効果的に行なう、全体の方法です。

たとえば、今私がこのブログを書いているという作業は戦術です。

経営全体のなかで、このブログの役割を考えておくのが戦略です。

小さな企業の経営者は、殆どの時間を戦術に使います。これは仕方がないことです。私も同様です。

しかし、経営者固有の役割は戦略づくりであることを、ときには、思い出さなければなりません。

この部分は、従業員をはじめ、他人に委ねるわけにいかない部分です。

思いっきり意識して、戦略づくりを考える必要があります。

いつも言うことなのですが、そのために、小さな企業の経営者がやることは、まず、仕事時間を拡大し戦略時間を作り出すことです。

時間を効率的に使うことは大事ですが、その方法で戦略時間を作り出すのは困難です。

東京商工リサーチや帝国データバンクの統計資料になりたくない人は本気で時間戦略を是非学んでください。

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