「知識労働者の寿命は、雇用主たる組織よりも長くなる。博士号のために20代後半まで大学院に残り、労働市場のへの参入を遅らせたとしても、労働寿命は50年に及ぶ(中略)知識労働者たるものは、自らの組織よりも長く生きる。
したがって他の仕事を準備しておかなければならない。
キャリアを変えられなければならない。
自らをマネジメントすることができなければならない。
つまるところ、これまで存在しなかった問題を考えなければならない。」
P・F・ドラッカー先生の著書「プロフェッショナルの条件」からの抜粋です。
ここには、私達が知っておくべき、ふたつの問題が表されています。
一つは、企業の平均的な寿命はそんなに長くないということ。
3〜4年前に、あるところで、企業の平均寿命は10年と聞きました。そしてこれから10年後には、企業の平均寿命は5年になっているだろうということでした。
実は、弊社も今年の1月5日で開業後満10年を迎えました。振り返れば、わずか10年ですが、色々なことが大きく変化したことを実感します。
もはや10年前の意識、考え方、知識は、今ではまったく通用しません。
これから先は、経営の条件はさらに厳しく、環境変化のスピードは加速すると予想されます。
常に、現状に革新を加えていく心構えが必要だと感じています。
もう一つの問題は、企業に働く人は、どこか1社で終身まで雇用されることは、さらに少なくなるだろうということです。
働き方の制度問題でなく、企業の存続期間が短くなる問題により。
そのために、会社員としてではなく、個人という名の一経営者と
して「自分の能力」を磨くということについて、真剣に取り組まなければならなくなるでしょう。
このふたつの問題に対応して、企業が今後も継続し、また個人がキャリアを変化させるのを可能にするために、ひとつの共通した、対策が必要となります。
それは、どちらも「強みは何か!?」を考えることです。
まず、自社の、あるいは自分の強みは何か?を明らかにする努力が必要です。
強みが明確になれば、そこに一点集中することです。真に成果を生み出すものに集中します。
次に、その強みを伸ばすことです。
これは、ランチェスター戦略でいう「1位」づくりに共通しています。
あるいは、「ブランド」づくりでもあります。
過去から現在まで、学校、会社など多くの組織では、弱みを、平均化することに懸命になっているようですが、これからは超一流の強みを作ることに集中するべき時代だと考えます!?
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