昨日、ある異業種交流会で、京都の和装業界を中心とする伝統産業に関するパネルディスカッションに参加しました。
和装業界で活躍される経営者のお話を聞き、着物業界の実態やしくみについて興味深い話をたくさん聞くことができました。
また、その他の伝統産業の世界も垣間見ることができ、有意義な時間でした。
わたしは、ずっと不思議に思っていたことがありました。非常に単純なことですが、着物を販売する会社の方は、どうして着物を着ずに洋服を着ているのだろう?ということです。
着物だと車を運転しにくい、動きにくいという機能性の問題?高価な着物を仕事着にはできないという値段の問題?
昨日の話では、着物を作る職人さんたちと、着物を販売する流通側では、着物に対する愛情に差があるようです。ここらあたりにヒントがありそうな気がしました・・・・
さて、もうひとつ疑問があります。
私は、着物というものとは無縁に生きてきたのでよくわからないのですが、お客はどこにいるのか?ということです。
誰が買うのか?誰が着るのか?まったく見えてきません。
ランチェスター経営の竹田先生は、ライフサイクルの説明のなかで、衰退期を迎えている伝統産業は、少数の熱心なファンをお客とすればいいと仰っています。
私の知らないところに、熱心な着物ファンがおられるのでしょうが、少数なので、見えないということなのでしょうね。
また、着物の値段の話がでてきました。高すぎた。いや今も高すぎる。適正価格で販売していることを知らせるべき・・・など
今の着物の値段は高いのか?低いのか?
よくわかりません???
これから、上げるべきか?下げるべきか?
原則としては、商品全体が衰退期に入り、伝統商品化しているものは、価格を下げても売れないようです。
だから、高価格を維持し、その商品を好きな人を中心に販売するべきでしょう。
ただ、高価格で販売するには、イメージ作りが大事です。
ベンツなどの高級車のディーラーへ行けばよくわかります。なぜ、高いのか?ブランドイメージとは何か?
社長の人相、身のこなし。会社のイメージ。カタログなどの高級感。
従業員の身だしなみ、接客などなど・・・
トータルで高価格にふさわしい、イメージ作りが必要です。
よく見かける、軽自動車や自転車で反物を抱えて走っている姿とは少し違うでしょうね。
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