京都限定の情報かもしれませんが、明日1月26日より、ソフマップが京都駅南側のアバンティにオープンします。
昨年末まで、京都駅の北側にある、近鉄百貨店京都店(プラッツ)にソフマップはあったのですが、今年の2月28日に予定されている、近鉄百貨店京都店(プラッツ)の閉店を前に、一足早く店じまいしていたようです。
京都では、かつて四条寺町を下がったあたりが、電気店街として賑わっていました。
多くの大型店舗(当時にしては)が軒を並べて、土日ともなると大勢の人が買い物にやってきて、活況を呈していたのですが、最近では、見る影もなく、衰退の一途を辿っているようです。(あくまでも主観ですが・・・)
ということで私などは、パソコン関連商品を購入する場合は、ここのところソフマップに頼りきっていたのでした。
そのソフマップが1月26日(金)にやっと新規オープンします。
ところで、京都の電気店街が衰退していった原因は、一体何なのでしょうか?
郊外に大型電気店ができたことによるのでしょうか?
通販の普及もその一因でしょうか?
参考になるものはないかと、日経業界地図等で家電量販店の動向を調べてみました。
結果は次のとおりです。
| |
|
売上高(億) |
1人利益 |
店舗面積 |
店数 |
一店面積 |
| 1位 |
ヤマダ電機 |
1兆2,839 |
1,057万 |
14.9万u |
306 |
3,428u |
2位
|
エディオン |
7,146 |
241万 |
86.9万u |
334 |
2,601u |
| 3位 |
ヨドバシカメラ |
5,809 |
1,280万 |
13.3万u |
19 |
7,000u |
4位
|
コジマ |
4,980 |
136万 |
51.2万u |
225 |
2,275u |
5位
|
ビッグカメラ |
4,332 |
433万 |
12.5万u |
17 |
7,352u |
| 6位 |
ベスト電器 |
3,613 |
85万 |
44.3万u |
221 |
2,004u |
順位は売上順に表示しています。
売上高1位はヤマダ電気。売上高をシェアと考えれば、上記表の中ではシェア26%以上。 2位と10:6以上の差をつけているので、強者ということになります。
ヤマダ電機は 47都道府県に直営店を展開しているそうですが、やはり総合的に、盲点を作らない強者の戦略を採用しているようです。
2位はエディオン。 エディオンは、デオデオ、エイデン、ミドリ電化が持株会社方式で企業統合し、ヤマダ電機を追いかけています。
4位のコジマ電気は、かつての日本一。現在は不採算店を整理して収益性を改善しているそうです。
同じ商電気製品を、同じような価格で販売しているのに、どうしてこのような差が生じるのでしょうか?
家電量販店の経営は、より大きな店舗で安く売ることが競争相手に勝つための鉄則なのです。
店舗が大きくないと勝てないのです。
大きな店舗で・・というところは、ランチェスター法則で解説される、経営力は店舗面積の2乗に比例するという原則どおりですね。
表を見ても、1店あたり面積の大きい、ヤマダ電機は2位のエディオンに売上高、一人当り利益(実はこれ経常利益です)でも大きな差をつけています。
そういう面から考えると、今後のヨドバシカメラ、ビッグカメラは恐いですね。
まだ店舗数が少なく、売上高自体は少ないですが、一店舗あたりの面積がダントツに大きいのはヨドバシカメラ、ビッグカメラです。とくにヨドバシカメラは一人当たり経常利益をみてもすごく利益性が高いということがわかります。
ヨドバシカメラ、ビッグカメラは駅前立地の大型店を展開していますが、立地の高コストを吸収して利益を計上している構造なのでしょうね。(想像です。)
逆に、なんばや池袋の都市の駅前立地に、ヤマダ電機も進出しているようですが、強者は駅前においても盲点を作らないよう、ミート戦略で、競争相手を潰しにかかっているのでしょうか?
これからは、ヤマダ電機VSヨドバシカメラVSビッグカメラの三つ巴の戦いとなるのでしょうか?
さて、京都駅南側にオープンするソフマップですが、京都駅北側の京都近鉄百貨店(プラッツ)あとには、ヨドバシカメラがやってくると言われています。
また同じく京都駅南側に新しく出来る商業施設にはビッグカメラもやってくるそうです。
急に、京都駅を挟んで電気店の競争が発生しそうです。家電量販店ではないが、商品が他とかぶるソフマップ。店舗面積はおそらく最も小さいと予想されるソフマップ。
さて、どのような戦略で競争に挑むのでしょうか? |