受注が減ってきた、新しいお客が増えなくなった、商品の売れ行きが鈍ってきた、などの現象が徐々に現れ、何らかの手を打つ必要があるように思われても、なかなか行動できないことがよくあります。
今考え始めないと手遅れになる!ギリギリのタイミングだ!と周りの人間は考えていても、経営者本人は、積極的に動き出さないことがあります。
一体何が原因なのだろうかと考えていたのですが、ひとつ気がついたことがあります。
それは、ある限界点に達するまでは、新たなものを得ることよりも、現在手にしているものを失うリスクに、より関心を持つということです。
いわゆる“お尻に火がつく”という状態になって、慌てふためくというパターンですか!?
その時点で、やっと持っているものを手放すことを決心できるのです。
「だから、前から言ってたじゃない・・・・」ということになるのですが、こういった場合は後の祭り、手遅れになることが多い気がします。
この限界点は個人差があるようです。
前述のように、第三者は“限界”と感じていても、悠然としている方もいれば、逆にちょっと心配しすぎなのでは?と思う方もおられます。
少々心配性の場合はまだいいのですが、これが過ぎると、あまりに、動きが早すぎて、色々手を打つ、策を講じられるのですが、社員など回りがついてこれず、じっくり取り組まないのでどれも強いものに育たないということが起こります。
遅すぎず、早すぎず、限界点を迎える前に行動を起こすためには、常に経営状態を把握し、準備しておくことが必要です。
このとき、経営者の洞察力や直観力は非常に重要な要素で、不可欠ですが、それを補足するものとして、数値で確認することが有効でしょう。
「計数は企業にとって
過去に対する誤りなき判定者であり 現在に対する不可欠の指導者であり
将来に対する信ずべき助言者である」
私が好きな言葉です。
できれば、財務会計の数値だけではなく、真に自社の経営にとって必要なデータは何なのか?を捉え、その数値を管理していければ、なお良いでしょう。
一人当たりの純利益が年間30万円という中小企業の場合、わずかな変化、誤差でたちまち赤字に陥ることがあります。
数字を嫌う人もいますが、今の時代は、どんぶり勘定で利益がでるほど簡単ではありません。数字をうまく扱うことは必須条件ではないでしょうか?
限界点の話に戻りますが、私も、お客が減少した。お客が増えない期間が長くなると、将来の限界点を意識して危機感を持ち、何かやらねばと動き出します。
ピンチが行動力を発揮させるのは事実です。そういう意味では小さなピンチは有効ですね。
また、順調なときはどうするのか?
どうしても気が緩みがちになりますが、そんなときは学習です。
セミナー参加、教材等の購入により知識、情報をインプットすると、自社の経営で足りないこと、出来ていないことに気がついて、向上心が出てきます。
竹田先生の教材を購入されている方は、何回も何回も繰り返して勉強してください。
私も、聞き飽きた、見飽きたと思っているCD,DVDも、毎回ドキッとすることに出会います。
できれば熱心な経営者には、竹田先生の教材をフルセット持っておいて、勉強して欲しいなぁ〜と思う瞬間です。
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