確定申告のシーズンになると、色々な質問を受けます。
「青色申告にすると大変なことになると聞いたので、白色申告でやりたいのですが…」(どう大変になると聞いたのですか?)
「昨年は○○で△万円の税金で申告してもらったのですが、税理士に頼めばそうしてもらえると聞いたのですが…」(ムリです!)
納税額が生じず、税金を納める必要がない人が、「税金の還付を受けられると聞いたので・・・」と病院の領収書を持ってきて、医療費控除の相談をされることもあります。(払っていない場合は還付もされません)
税金に関しても経営と同じで、迷信のようなことを信じられていることが多いようです。
どうも世の中は、○○さんから聞いた、などと事実を把握せずに、誰かの意見で物事を判断してしまうことが多いような気がします。
例えば「新しい商品を取り扱いたい」などという相談を受けたときに「その商品を扱っている業者の実績はどうですか?」
こんな質問をすると「結構売れているみたいです」という答えが返ってくることがたまにあります。
「結構売れているみたいです」というのは、その方の“意見”であって、“事実”ではないですよね。
それだけの情報で、本当にその商品を扱うつもりですか?
普通、経営者たるものは事実を自分の目で確かめ、自分で判断したいと思うのではないでしょうか?
かくいう、私も過去において専門外のことでは、他人の意見で判断していました。
あるとき、人の意見や解釈ではなく、事実に焦点をあてるべきだと気づきました。
ランチェスター竹田ビジネスモデルは、ランチェスター法則をベースとした「現代の経営原則」であると私は思っています。
その教えには、すぐに効果がある、すぐに利益が出る、というような類のものではなく、経営者なら知っておくべき、経営に関する事実があります。
私が竹田先生の教えを特に素晴らしいと思うのは、その事実を情緒を交えず科学的に取扱っているという点です。
その竹田先生はよく言われます。
「経営の目的はお客づくりである」ここに焦点をおけば経営はぶれない!
全くその通りだと思います。
世間では色々な意見が飛び交っています。それを全部正しくないとは言いませんが、事実を把握しないで信じることは希望していない結果を招くことにもなりかねません。
そして、その意見たちは、私たちに目的を混合させてしまう恐れがあります。
「経営の目的はお客づくり」
このことを論理的に理解しないと、誰かが言った、「経営の目的は利益だ」「経営の目的は社会貢献だ」などという意見に耳を貸し、複数の目的を自分の中で持ってしまう恐れがあります。
ここに、自己弁護の温床があります。
うまくいかなかったときに、経営の目的はお客づくりだけでないから…と考えてしまい、言い訳をしてしまう可能性があります。
「これについて私が知っていることは何?」
遠回りの経営をしないために、事実を知ることから始めましょう |