米フォーチューン誌の「世界で最も賞賛される企業」に日本企業では、トヨタが昨年に続いて2位だったようです。
トップ10の顔ぶれを見ると8社が米国企業、あと1社はドイツのBMW。BMWは小さい会社(世界的に見ると)ながら立派だと思います。
今や世界のトップ企業となったトヨタ。
しかし、私が子供の頃、そして私が免許を取って車に乗り始めた頃、トヨタは日本で1位だったと思いますが、まだ世界のトップクラスに入ることを目指している最中だったように記憶しております。
トヨタが1位になった(世界的にはもうすぐ1位!?)理由は何なのでしょうか?
それこそ、そこには星の数ほどの、数え切れないたくさんの理由があることでしょう。
「カイゼン」を初めとする多くの仕組みづくりもそうでしょう。
bPの陰で血のにじむような苦労があったものと想像できます。
ランチェスター的に考えれば、ふたつの見逃せない事実があります。
そのひとつは、トヨタが参入した当時、自動車の普及率が低かったこと。
そして、市場占有率の高い強い競争相手がいなかったこと。
このふたつは大きな要因です。
市場占有率が26%を超える企業がいると、一般的には新規参入は難しくなるといわれています。
トヨタのような圧倒的強者がいる現在、趣味性が強い車を少数作るような場合を除いて、今から自動車産業界へ参入しようとする企業はないはずです。
相対的な独占が確立している業界では、企業の経営努力ではどうにもならないほど、競争相手の存在は大きいといわれています。
「勝ちやすきに勝つ」
そんなことが可能な、いい時期に、トヨタはスタートを切れたということでしょうか!?
かつてホンダは、日本国内の強者であるトヨタと真正面に戦うよりもアメリカで戦う方が有利だということで、向こうに工場を作り、セールスをはじめました。
当時、アメリカにもGMはじめ強いメーカーはあったのですが、小型車では強いメーカーがなかったので、小型車で勝負したそうです。
やはり「勝ちやすきに勝つ」戦場を求めて行動したようです。
そのために、市場を細分化して弱いところをついたのですね。
この例で、大企業でも2位以下は弱者であり、ランチェスター弱者の戦略で戦うべきことがよく理解できます。
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