「何か、いい話ない?」「何か良い情報はない?」
人に会うたびにこの言葉を発している人がおられます。どうやら一生懸命に情報収集活動を心がけているつもりのようです。
確かに情報収集は大事です。
「経営において何かで1位になる、部分1位主義を実行しようと思えば、社長の差別化能力と細分化能力と情報収集能力の三つがワンセットになっていないと実現しません。」
このように、竹田先生も仰っているように情報収集はとても大事です。
そしてこの能力をUPさせることも大事です。
そもそも、1位作りのための差別化、細分化をするには、社長が会社の外の市場に出かけて行き、情報収集する必要があります。
でも冒頭の「何か、いい話ない?」「何か良い情報はない?」程度では残念ながら、有用な情報が集まることはありません。
まあ、これは、この人の口癖なんでしょう。
では、情報収集のコツや、ポイントはどこにあるのでしょうか?
これについて、竹田先生によると「人は人間関係が一定レベル以上にならないと、本心は明かさない」という心理学上の法則があるそうです。
確かに、私のような業種では出会って何年か経過してから、お客になっていただくということも珍しくありません。
長期間に渡って、どういう性格で、どんな能力を持ているかなど、観察されているのかもしれませんね。
ということは、この間にいい加減な対応や、ウリの野心だけで対応していては、本心は明かさないし、本当の情報は集まらないということでしょうか?
こんなことにならないように心がけて、定期的に面会し、お客との人間関係を一定レベル以上に保つと、自社の経営に必要な次のような情報が入手できるようになるはずです。
1.お客が自分の会社に対して持っている不満
2.お客が自分の会社に対してい抱いている期待
3.お客が商品について持っている不満
4.お客が商品について持っている要求、欲求
5.競争相手の経営のやりかた
6.競争相手の最新の動き
このような情報がつかめるようになると、自社の経営を見直すことができ、経営の8大要因に照らして、メンテナンスも可能となり、より効果的な経営を行うことができるようになります。
情報収集というと異業種交流会への参加という方法があります。
私も以前は、色んなところへ顔を出したものです。しかし、今から思えば「人は人間関係が一定レベル以上にならないと、本心は明かさない」の通り、単なる名刺交換で終わってしまうことが殆どでした。
これも、竹田先生によると異業種交流で成功するには2つの条件が必要なようです。
第1の条件は参加する社長自身が戦略の研究を行い、ある分野について強い問題意識を持ち、そこを何とかして解決したいという強い願望を持っていること。
第2の条件は、情報源となる相手のレベルが高いこと
つまり、交流する相手の社長が自分の努力で1位を作った実績と経験がある人でなければ役に立たないということです。
何となく、人脈がひろがりそう。だとか、何かの仕事につながるかも?などと漠然とした気持ち程度では経営の役に立たないということですね。
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