俗に「会社とハレ物は大きくなるとつぶれる」あるいは「中小企業とハレ物は大きくなるとつぶれる」
皆さんも、この言葉を1回や2回はお聞きになられたことでしょう。
経営に関する会話をしているときによく交わされますよね。
私も中小企業経営者から「自社の方向性」というか「心がまえ」のようなものとしてよく、お聞きすることがあります。
昔から言い伝えられている言葉のようなので、何かの根拠はあるように思います。
でも、現実の実務界を見れば、潰れずに大きくなっていく会社もたくさんあります。
そういう様子を見ていると、一概に「大きくなるとつぶれる」とは言い切れないような気もしてきます。
一体この言葉は何を意味しており、どういうときに使うべきものなのか?疑問を感じました。
ランチェスター経営樺|田先生の教材を調べていたらありました。
中小企業の成功戦略(第1部 経営の基本戦略)に。
結論から言いますと、この言葉の意味は「社長が兵士の術一本で会社を大きくしたら、いずれ経営が行き詰る」ことへの教訓だそうです。
ポイントは“兵士の術一本で”というところですよね。兵士の術に加えて、将軍の術を理解して大きくしていくことは問題なさそうです。
知らないと、なんでもかんでも大きくしてはダメ!というふうに捉えてしまいそうになります。
さて、竹田先生によると業績のいい会社の社長を見ていると、独立して10年までは長時間労働で徹底して戦術に打ち込み、10年を経過した頃から経営戦略の研究に取り組むとともに、戦術上の仕事から徐々に身を引いて、社長の仕事に専念していくケースが多いようです。
こうすれば経営規模を拡大しても戦略の裏付けがあるから不安はありません。
一方、10年、15年と経っても戦略の研究をしない人もいます。
職人的とか、技術屋と言われる社長です。
会社が小さいうちはそれでもいいのでしょう。しかし、コツコツやってきた成果が出て、いつしか従業員も増えたのに、相変わらず社長が職人的仕事に専念しておれば、経営環境の変化や経営に関する意思決定に遅れ、誤りが生じることになるでしょう。
そして・・・・
ちなみに、従業員30人以上いるのに、支払日や、月末だからといって、繰り返し業務のために自分の行動が制約を受けるような社長は、まちがいなく戦術だけで経営しているのだそうです。
一度自分の行動を振り返ってみてください。
兵士の術(戦術)と将軍の術(戦略)を理解して、経営に生かせていますか!?
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