絞込む。弱いものをカットする。などランチェスター法則ではよく出てくる言葉です。
言葉を額面通り受け取ると、弱いものや不要と思われるものを切り捨てて、強いものや、1位を目指すもの1本で行く!と受け取られがちです。
しかし、これについては、あまり、硬直的に考えないほうがいいでしょう。
実際に「絞り込んで1位を作る」というのは、特長があるもの、強いものづくりを意識的に試みることであって、単純に、1位以外は全部捨てるということではないでしょう。
他の同業者と同じような商品構成だけれども、これについては、他社よりも特長がある。これを伸ばそう!あるいは、これを1位に育てよう。というような感じでしょうか!?
だから、間口は広くてもいいと思います。弱いものを扱い続けてもいいと思います。
ただ、「弱いものを強くする」よりは、強いものを伸ばす方が一般的には効果的であることは知っておく必要があるし、そうすべきでしょう。
また仮に、何か1つに絞ったとしても関連あるものはその、1つのなかに入ります。
関連あるものを増やしていくことについては、ある程度の範囲の中に納まっていれば問題ないと思います。
範囲についての決め方は、特にありません。範囲自体も自分で考え決めることになります。
問題となるのは、「非関連の多角化」をすすめることにより、力が分散することです。
結局、実際の経営においては、このようなことすべてを経営者が決定していかなければなりません。
一般的な原則はありますが、具体的なことは全部経営者の判断です。
でも判断は難しいですね〜。一番難しい!
そこでリスクヘッジが必要です。
できるだけ、大きな判断誤りを犯さないためには、経営の研究や情報収集を怠らず、いわゆる戦略実力を磨き続けること。
時間がかかりますが、これは継続していかないといけません。
そして、実行にあたってはできるだけ軽装備を心がけることですね。
良い!と思ったことはすぐに実行できること。ダメと思ったら引っ込める。
この動きのよさを失わないようにすることです。
このような“実験的な試み”を何度も繰り返していき、よい商品の育成と勝ち方のノウハウを会得していくことが重要なことです。
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