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熱くない熱意
経営者に必要なものとして、経営に対する熱意・願望と、経営の大原則や法則等の知識(以下「知識」といいます)の二つがあります。

これらが、それぞれどれくらいの割合で必要かというと、熱意・願望が53%で知識が47%。

このふたつのバランスが大事です。

今日は、この熱意・願望について少し考えてみました。

熱意・願望の意味が分からない人はいないと思いますが、では実際に、経営者にとって必要な熱意・願望とはどのようなものなのか?

今まで「熱意・願望・・・ふ〜ん、ああそう・・・」と、わかったつもりでいましたが、あらためて考えてみると、これは結構奥深いテーマであるようです。

熱意・願望と聞いて連想するのは・・・・・・

「やる気」「モチベーション」「潜在能力発揮」「自己啓発」「プラス思考」などなど、でしょうか?

これらを高めれば、熱意・願望は高まるのでしょうか?

例えば、モチベーションアップセミナー、熱意の出る自己啓発セミナーなども各地で行われているようですが、これらセミナーに参加すれば、熱意・願望は高まるでしょうか?

おそらくこれらのセミナーで得る熱意等の有効期間は、せいぜい2〜3週間でしょう。

行動を起こすきっかけをつかむためや、何かの気づきを得るためにはそれなりに役立つでしょう。

しかし、そもそも、経営で必要なのは瞬間的に燃え上がるような熱意・願望ではなく、何年も、何十年も継続する持久力のある熱意・願望です。

経営をやっていると、不景気な話に落ち込み、売上に一喜一憂し、体の不調も一定周期でやってき、ついつい弱気になることが多くありませんか?

そのような環境下でも、熱意・願望を持ち続けることが必要なのです。

それは、言葉から感じる燃えるようなイメージとは違い、熱くない、もっと淡々としたもののように思います。

困難にめげないで、落ち込んだときも、泣きたいときも、目標に向かって歩みを止めない、そんなタフな精神力を言うのでしょうか。

行動は認識ではなく、内面的衝動が決めるということから考えれば、「どのような状況下でも淡々と継続する」ことを日常的に経験し、潜在意識にすり込んでおくことが必要なのかもしれません。

つまり、苦労しながらも、やり続け、そして達成する体験を積み重ねることが、熱意・願望能力を高めるには、有効な気がします。

であれば、日常の些細な作業も無心に一生懸命、力を抜かずに行うことも熱意・願望を高める道へ通じている気がしてきます。
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