道を歩いていたり、車を運転していて思うのは、交通ルールが守られていないこと目に余るということです。
歩行者も、自転車も、自動車もすべて権利を主張するように往来しているような気がします。
例えば非常に単純なことですが、信号の停止線できちんと止まる車はどれくらいの割合であるのでしょうか?
多くの車が停止線を限度線と考えず、だいたいあのあたり、と目安に考えているようです。
そんなことを日々考えていると、似たようなことが竹田先生の教材に載っていました。
竹田先生がサラーリーマンだった頃、勤めていた会社のビルの前の6車線道路で大々的な道路工事が行われたそうです。
今までのアスファルトを全部はがして、新しいアスファルトを敷いたので、工事期間中は横断道路や車の停止線が引かれていなかったそうです。
「赤信号になると、本来車は横断歩道の前の停車線の所で停まるのですが、白い線がないので横断歩道の中まで侵入してくる車もあれば、かつての停止線の4〜5mも前に停まる車もあり、停車位置はてんでバラバラでした。
しかし、工事が終わって横断歩道や車の停止線がキチンと引かれると、どの車も停止線に従ってきれいに停まるようになりました。」
冒頭で書きましたように、今では、白線が引かれていてもキチンと止まらない車も多いのですが、竹田先生がサラリーマンだった頃は、まだルールも守られていたようです。
この例は、時間戦略の話として書かれていました。要は、朝早く出勤しようと思った場合でも、単に「早く行こう、早く行こう」程度の考えではまず実行できないことを伝えておられます。
つまり、何事においても“実行”には明確な白線を引く必要があるということです。
この例で実行のポイントは実に単純なところにあることがわかります。
なぜ、多くの決意をするのに、実行できないのか?
自分の中で、この白線を明確に意識しないからです。
車を運転していて白線に停車することは技術的には難しくないはでずです。でも停まれないのは、停まろうとしないからです。
多くの経営上の実行も、実は、実行しなければ!といいながら、実行するつもりがないのが本当かもしれません。
まずは、今自分の生活や仕事のなかで、確実に実行できることを地道に反復してみることですね。
そこから、実行の自信は生まれてくるような気がします。 |