毎日、日替わりで色々な業種の経営者の方と接し、お話をお伺いしていますと、「たくさんの業種があるが、どの一長一短があり、どの業種もそれぞれ苦労があるものだと。」といつも思います。
例えば、建設業。受注した工事の売上高が、数百万円〜数億円とひとつ、ひとつの売上高は大きく、また粗利益額もかなりの金額になります。(最近は原材料の高騰などで利益率は低下しているようですが)
しかし、工事を受注するのが大変です。金額が大きいので発注側も慎重になります。最初の接触から契約に至るまで長期間を有することも珍しくありません。つまりお客を見つけるのが大変です。
逆に一つひとつの単価がそんなに高くない、小売店などの場合は、お客は比較的見つけやすいのですが、売上高、粗利益ともそんなに大きくありません。より多くのお客を集客しリピートしてもらう仕組みをつくり、辛抱強く利益を積み上げていく必要があります。
竹田先生の「時間戦略」に、ダイヤモンドの土地という話がありますアフリカのある地方で、代々農業を営んでいた農夫は、誰かがダイヤモンドの鉱脈を掘り当てて、大金持ちになったという話を聞きました。
そこで、自分も一攫千金を夢見て、代々受け継いだと地を売り払い、ダイヤモンドの鉱脈を探すたびに出ました。
情報をもとに、西に東に移動してダイヤモンドの鉱脈を探していきましたが、そのうち資金が底をつき、いつまでたっても、ダイヤモンドの鉱脈が発見できない絶望感と、苦しい生活に耐えきれずに、とうとう断崖絶壁から身を投じてしまいました。
それから、しばらくして、この農夫から土地を買った人が、そこから珍しい石が出るのを発見しました。これを鑑定してもらったところ、ダイヤモンドの原石であることがわかりました。調査をしてみるとアフリカでも有数の鉱脈であることがわかりこの土地を買った人は大金持ちになりました。
土地を売って、ダイヤモンドの鉱脈を探すたびに出た農夫は、自分にとってのダイモンドの鉱脈は、遠いところにあるのでは?と考えてしまったのですが、実は自分の足元の土地にそれはあったという話です。
自分が従事する業種以外の業種や仕事がよく見えたり、今の仕事には関係の無いことや、仕事を犠牲にして趣味を求めたりするものです。
隣の芝生は青く見えるのと同じように、他の業種や仕事はよく見えるものですが、決してそうではありません。どれもそれなりに、苦労があります。
ここはもう一度、自分の足元をじっくり掘り下げて、自分にとってのダイヤモンドの鉱脈をみつける可能性を高めてみましょう!?
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